自宅やオフィス、お子様やペットの様子をリアルタイムで確認したいと思ったことはありませんか?
そんな時に役立つのが、パンチルト対応のネットワークWi-Fiカメラです。
今回は自宅で愛用しているTP-Linkの人気モデル「tapo C210」と「tapo C200」をスペックや実際の画像とともに比較しながら、共通の主な機能をご紹介します。
tapoの映像はスマートフォンなどにインストールしたTapoアプリから外出先でもリアルタイムで確認でき、マイクを通じて声をかけたり、録画をしたり、通知を受けたり、家族でシェアしたり、簡単にできるのでとても便利なんですよ。
この性能でこの価格はすごい!
\より高画質なC210/
\高コスパのC200/
\新製品AIスマート検知のC220/
こんなシーンに使えるtapoカメラ
色んな用途で大活躍!tapoカメラは朝昼夜、いつでも使えます。
便利すぎてC200の後にC210も買っちゃいました。
- 子供のお留守番の見守りに
- 赤ちゃんの見守りに
- ペットの見守りに
- 病人や介護・お年寄りの見守りに
- 家に来る業者さんの作業確認に
- 不在時の家の確認、監視に
- (室内から)庭や駐車場など敷地内の監視に
- 置き配の確認、監視に
システム要件と公式ページ
C210、C200共通要件
- iOS 10以上または Android 5.0以上に対応したスマートフォン
(C200製品箱にはiOS9+、Andro4.4x+になっている場合もあり) - WPAまたはWPA2で保護され、DHCPで運用されたWi-Fiネットワークによるインターネット接続
1GB以内など容量制限のあるポケットWi-Fiでの利用は推奨されていません(Tapoカメラの通信量やポケットWi-Fiなどでの利用について | TP-Link 日本をご覧ください)
本体と付属品
▼ Tapo C210/A | ▼Tapo C200 |
---|---|
Tapo C210/A 300万画素ネットワークWi-Fiカメラ ペットカメラ フルHD 屋内カメラ夜間撮影 3年保証 | Tapo C200 ネットワークWi-Fiカメラ ペットカメラ フルHD 屋内カメラ 夜間撮影 0 3年保証 |
C210、C200ともに同じ内容物です
スペック比較
「tapo C210」と「tapo C200」の主な違いはカメラの解像度と録画するSDカードの最大容量です。
機能や使い勝手はほとんど変わりません
(スマホで下表は横スクロールします)
項目 | Tapo C210 | Tapo C200 |
---|---|---|
イメージセンサー | 1/2.8“ | 1/2.9“ |
解像度 | 3MP(2304 x 1296) 画質は2K、1080P、720Pから選択可能 | 1920 x 1080p フルHD 高画質・低画質切り替え |
パンチルト角度 | 水平360°、垂直114° | 水平360°、垂直114° |
ナイトビジョン | 850nm IR LED(最長約10m) | 850nm IR LED(最長約10m) |
フレームレート | 15fps | 15fps |
音声通話 | 双方向 | 双方向 |
動体検知 | 動き、人物、赤ちゃんの泣き声検知 アプリを通じて通知 | 動き、人物、赤ちゃんの泣き声検知 アプリを通じて通知 |
アラート | 音やライトで警告 | 音やライトで警告 |
プライバシーモード | カメラの映像および音声を無効化 録画を停止 | カメラの映像および音声を無効化 録画を停止 |
セキュリティ | SSL/TLSによる128 ビット AES 暗号化 | SSL/TLSによる128 ビット AES 暗号化 |
認証 | CE, NCC | FCC, IC, CE, NCC |
ワイやレス セキュリティ | WPA/WPA2-PSK | WPA/WPA2-PSK |
ストレージ | 別売マイクロSDカード(最大256GB) またはクラウドストレージ(有料) | 別売マイクロSDカード(最大128GB) またはクラウドストレージ(有料) |
音声コントロール | GoogleアシスタントやAmazon Alexa | GoogleアシスタントやAmazon Alexa |
価格 | 現在の価格をAmazonで見る | 現在の価格をAmazonで見る |
発売年 | 2021年12月 | 2019年12月 |
寸法 | 86.6 x 85 x 117.7 mm 電源アダプターケーブル長:約3m | 86.6 x 85 x 117.7 mm 電源アダプターケーブル長:約3m |
\高画質でSDカードに大容量録画できるのはC210/
\画質はそこそこだけど高コスパなC200/
では画質比較と、主要な機能を一つずつ説明していきますね
画質比較
iPhoneのtapoアプリに映した画像を比較してみます。
C210の画質は2K、1080p、720pから選択できます。
C200は1080p(高画質か低画質)となります。
日中モード
まずはC210(2K、1080p、720p)を比較します
C210(画質2K) C210(画質1080p) C210(画質720p) ぽぴ いかがですか? C210の3画質はそれほど違いがわかりません |
次は C200の高画質・低画質です C200(高画質モード) C200(低画質モード) 低画質モードはファイルサイズやネットワークの負荷を抑えるかわりにやや粗い映像になります。 ぽぴ C200は高画質も低画質も、C210に比べ全体が暗めにぼやけて映っていますね |
tapoは家に業者さんが入るようなときにも大活躍なのです。
先日エアコンクリーニングをしたのですが、tapoを置いておくだけで目の届かない部屋も確認することができたので助かりました。
その時のC210とC200の映像が下の比較です。
tapoC210 (画像サイズは上下左右小さくしています)
tapoC200 (画像サイズは上下左右小さくしています)
どちらの部屋もすぐ横に窓があるのですが
やはりC210のほうが明るく映っていると思います
おやすみモード(ナイトモード)
日中モードからおやすみモード(ナイトモード)への切り替えは自動・手動どちらも可能です。
ガラス越しに映す時は反射の関係で夜でも日中モードのほうがキレイに映ることがあります。
部屋の電気を消した真っ暗状態です。 床に近い場所に置いた状態で撮影しています。 C210(画質2K) 上のC210は比較的部屋の物の輪郭がはっきり映っています。 |
下のC200は全体的に少し白っぽく、ややぼんやり映ります。 C200(画質1080p) |
日中モード、おやすみモード(ナイトモード)ともにC210のほうが明るくはっきりしていて、C200は暗めにややぼんやり映ります。
でもC200 を単体で使用していると個人的にはそれほど画質は気にならないですよ
\より高画質なC210/
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共通の機能
次は共通の主要機能を見ていきましょう。
iPhone用のtapoアプリと、Android用のtapoアプリは設定やメニュー表示が少し違うところがあります。
画像のスクリーンショットはiPhoneのtapoアプリ(この時点の最新バージョン)を載せています。
パンチルト(首振り機能)
水平方向に360º・垂直方向に114ºの首振りが可能です
パンチルトボタンでは自由に角度の微調整が出来ます
好みの角度を記憶する「位置のマーク」が複数設定できるので、位置を呼び出してカメラをベストポジションにすばやく切り替えることが出来ます
広範囲に見渡せるのはGoodポイントです
検知
動くもの、人物、赤ちゃんの泣き声を検知、動きを追尾するかどうか等の設定が可能です
ぽぴ 検知ゾーンをこのように赤枠内に限定することで過剰な検知や誤検知で通知がいっぱいになるのを防げます |
アラート
動きを検知するとtapo本体からライトやサウンドで警告を発することができます
ぽぴ 撃退できるかは不明ですが本体から近ければライトやサウンドでカメラの存在を知らせることはできます。 |
通知
動きを検知したらスマートフォンに通知を受けることが出来ます
通話(双方向)
マイクを通じて家族やペットに声をかけたり、相手の声や音を聞くことができます
ぽぴ 接続環境によっては音がワンテンポ遅れたり、雑音が入ることがあります。音はあまり良いとは言えないけれどやはり音声が通じるのはいいですよ |
プライバシーモード
映したくないときは、プライバシーモードボタンを押せば瞬時にこのような真っ暗画面になります
録画&スケジュール
画面の録画アイコンから録画を開始したり、SDカードがセットしてあれば録画スケジュールを設定できます。
再生やダウンロードも簡単です。
MicroSDカード
tapo C210の方がSDカードの最大容量が多く256GB、tapo C200 は128GBとなっています。
録画がいっぱいになると上書きしていく「ループ録画」をすることも出来ます。
MicroSDカード容量毎のおおよその連続録画時間です
tapoC210 3MP (2304*1296) | 8GB | 16時間 |
16GB | 32時間 | |
32GB | 64時間 | |
64GB | 128時間 | |
128GB | 256時間 | |
256GB | 512時間 | |
tapoC200 1080P (2MP,Full HD) | 8GB | 24時間 |
16GB | 48時間 | |
32GB | 96時間 | |
64GB | 192時間 | |
128GB | 384時間 | |
Tapoカメラでは下記のMicroSDカードに対応します。
対象モデル:Tapo C100/C200//TC70
- microSDHC (8 GB - 32 GB)
- microSDXC (64 GB – 128 GB)
* 無印のMicroSD (~2 GB) は非対応です。
また、一部の高画質モデルのカメラでは最大256GBのmicroSDカードに対応しています。
対象モデル:Tapo C110,C210,C310,TC65,C320WS
- microSDHC (8 GB - 32 GB)
- microSDXC (64 GB – 256 GB)
* 無印のMicroSD (~2 GB) は非対応です。
カメラで使用するMicroSDカードは、寿命や信頼性などの観点から「高耐久」タイプをお勧めします。MicroSDカードには寿命が存在し、利用を続けると寿命を迎え録画ができなくなったり、録画データの破損が発生します。MicroSDカードが寿命を迎えたと疑われる場合は早めに交換してください。
tapo公式から引用 https://www.tp-link.com/jp/support/faq/3048/
注意
公式サイトによるとSAMSUNG Evo PlusやTOPESELのmicroSDカードは互換性上の理由により使用は推奨されていません。使用するとカードが破損する可能性があるとのことです。
ちなみにSDカードはここに入れます
画面表示
時刻やtapoロゴ、ライブタグ、接続スピードタグなどの表示・非表示を切り替えることが出来ます
iPhone
tapo設定(歯車マーク)⇒動画&表示⇒「オンスクリーンディスプレイ情報」と「画面にタグを表示」から変更
Android
tapo設定(歯車マーク)⇒高度な設定⇒「画面表示設定」と、tapoホーム画面⇒私(人型アイコン)⇒「カメラの設定」から変更
カメラを共有
カメラを家族と共有すればそれぞれが映像を見ることが出来ます
共有の仕方は2通りです
- 自分と家族が別々のTP-LinkIDでtapoアプリにログインする方法
設定⇒「デバイスを共有」から招待します(一部のデバイスに非対応)
最大2つのアカウントに共有が出来ます。
招待される人もTP-LinkIDを作成しておく必要があります。招待される人はカメラの権限がライブビューと再生に限定されています。
- 共通のTP-LinkID(メールアドレスとパスワード)でアプリにログインする方法
家族で1つのTP-LinkID(メールアドレスとパスワード)を作成しておき、皆がそのTP-LinkIDを使ってそれぞれログインすれば、映像を見たり通話したり自由に使用することが出来ます。
ただし同時視聴は3デバイスまでとなっています。
我が家はこの方法で共有してペットを見ていますが、家族以外には危険なので教えない様にしましょう
32台までカメラを追加
1つのアプリで最大32台のカメラを登録・管理可能です
アプリの画面には1度に4つの映像が表示され、映像をタップすれば詳細も確認できます
会社やショップへの設置にも使えそうですね
我が家もそうだったように1つ買って良かったのでカメラ数を増やした方も多いようですよ
PCでtapoを見る方法はこちらの記事で紹介しています
【見守りカメラ】tapoC210やtapoC200をPCで見る方法(LDPlayer)
続きを見る
その他の機能
- ホームモードとお出かけモードの切り替え
- ウィジェット作成でiPhone・iPad・iPod touchの「今日の表示(ホーム画面を右にスワイプ)」からコントロールする
- GoogleアシスタントやAmazon Alexaなどサードパーティサービスと連携⇒TapoデバイスをAlexaで操作するには
- tapoとkasa連携
- tapo掃除機と連携
など
アプリは機能が沢山あります
まとめ
TP-LinkのWi-Fiネットワークカメラ、「tapo C210」と「tapo C200」の画質比較や主要な機能をご紹介しました。
tapo C210とtapo C200の違いは主にこの二つ
- tapo C210は画質が2k、1080p、720pから選択、tapo C200は1080p(高画質/低画質)
- 別売マイクロSDカードへの録画容量はtapo C210が最大256GB、tapo C200が最大128GB
実際の画像比較からわかるようにtapo C200 よりもtapo C210のほうが画像が鮮明で綺麗でした。
これらのことから『少しでも鮮明な映像を見たい』『なるべくキレイに大容量の録画をしたい』いう方はtapo C210がお勧めです。
一方で、画質とSDカード容量以外にtapo C210とtapo C200の差は使い勝手を含めてもほとんどありません。
Amazonでの価格帯は(2023年10月時点)
となっています。
『試しに使ってみたい』『なるべく安く買いたい(数台買いたい)』『C200の画質で十分』という方はtapo C200がお勧めです。
セールでtapo C210を狙うのもいいですね
一度使うと便利で手放せなくなるWi-Fiネットワークカメラ、どちらも低価格帯で高機能な見守りカメラです。
tapo選びに迷っている皆さんの参考になれば嬉しいです。
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