プラズマクラスターの空気清浄機、どれにしようか悩んでいませんか?
高機能なやつを安く買いたい
それなら型落ちも候補に入れると幸せになれるかも。
シャープは少し前のモデルがとてもお買い得なんです。
しかも機能は後継と同じかほとんど変わらない場合が多いですよ。
実は我が家も型落ちモデルを手に入れ「とても良い買い物だった」と満足しているところです。
購入のきっかけは夫が度々酷い鼻詰まりになることや私の季節性アレルギー症状が出たことなどから、お医者様の奨めでパワーのある空気清浄機を置いて様子を見ることになりました。夫は元々花粉症なのでそれこそ花粉の季節に大活躍するのは間違いありません。
それに家にはペットがいるので、一緒に生活していて私たちが気付きにくいニオイがあるかもしれないと以前から気になっていました。
古い空気清浄機(東芝製)がそろろそ買い替え時期でもあったことから、家の空気を徹底的に浄化するつもりで購入することにしました。
\4万後半なら買い価格(^o^)/
この記事では
- シャープ・プラズマクラスター各シリーズ(NEXT、25000、7000)の比較
- NEXTシリーズの新旧モデル比較
- 購入したNEXTシリーズKI-PX100のレビュー
などを紹介したいと思います。
プラズマクラスターNEXT( KI-PX100)を選んだ理由
まずシャープのプラズマクラスターを選んだ理由は、動物病院や皮膚科などお世話になっている病院に置いてある空気清浄機がシャープのプラズマクラスターばかりだったからです。
「次買うならシャープだな」と決めていました。
そこで加湿空気清浄機の最上位グレード「プラズマクラスターNEXT」に目を付けたのですが、調べてみると前のモデルなら同じ機能でびっくりするほどお安くなっていたのです!
NEXT、25000、7000の効果比較
プラズマクラスターには「NEXT」「25000」「7000」と種類があります。
NEXTは、25000や7000に比べ高濃度のイオンで、菌やウイルス、ニオイを分解・除去します。
抑制効果も高く、浄化スピードが速いのが特徴です。
アレル物質やウイルスの除去や抑制やスピード、さらにペットのニオイや消臭効果を考えると、我が家の用途ではやはりNEXTになりました
濃度による、効果の違い
濃度による、浄化スピードの違い
プラズマクラスターNEXTの主な効果
浮遊・付着ウイルスの作用を抑える
浮遊・付着花粉アレル物質の作用を抑える
浮遊カビ菌の除菌、付着カビ菌の増殖を抑える
浮遊アレル物質(ダニふん、死骸)の作用を抑える
静電気を抑える
タバコの付着臭を分解・除去
浮遊菌の作用を抑える
うちもペットいるからNEXTがいいかな
やっぱスピードも大事よ
ではここで新旧のNEXTを比較してみますね
新旧モデルの相違点
比較したのは以下のプラズマクラスターNEXT新旧3つのプレミアムモデル(型番100のもの)です。
- 現在の最新モデル「KI-SX100」
- ひとつ前のモデル「KI-RX100」
- その前のモデル「KI-PX100」※我が家が購入したもの
この3つのモデルの相違点はズバリこれだけ!
- KI-PX100とKI-RX100の付属のプレフィルターの枚数
\付属プレフィルターってこれ(^o^)/
つまり機能や性能は同じなんです!
シャープのQ&Aでもそのように回答されています(KI-PX100とKI-RX100の違い、KI-RX100とKI-SX100の違い)
新旧モデルの価格差
型落ちモデルがどれだけお安くなっているか、価格.コムの最安値で比べてみます(23年10月中頃の価格)
プレミアムモデル | KI-PX100 | KI-RX100 | KI-SX100 |
---|---|---|---|
発売年月 | 2022年1月 | 2022年9月 | 2023年9月new! |
23年10月ネット通販価格 | ¥50,280 | ¥71,261 | ¥114,355 |
付属プレフィルター | 3枚 | 2枚 | 2枚 |
PX100は最新SX100の半分以下の価格じゃん!
しかもフィルター枚数多いし
もうこの差を知ったら型落ちしか目に入らなかったもんね
ちなみにKI-PX100は47000円台で出たら即買い価格です(現時点)
これだけ価格が違うと機能が同じ「型落ち」が魅力的に感じませんか?
量販店の店頭価格は+2万円程高いのでネット通販のほうがお安く購入できる可能性が高いと思います。
参考
75・70モデルの価格差も調べてみました(23年10月価格コム最安値)
KI-PX75 | KI-RX75 | KI-SX75 |
---|---|---|
22年1月 | 22年9月 | 23年9月 |
¥48,999 | ¥57,880 | ¥75,348 |
KI-PX70 | KI-RX70 | KI-SX70 |
---|---|---|
22年1月 | 22年9月 | 23年9月 |
¥35,779 | ¥39,400 | ¥69,435 |
※70モデルはプレフィルター自動掃除機能がありません
\これは75モデルです/
\これは70モデルです/
新旧モデルの電気代
エアコンとかは最新モデルのほうが電気代が安いって言われるけどこれはどうなの?
新旧とも消費電力も同じで、旧モデルが高いってことはないですよ
各モデルの空気清浄1時間あたりの電気代も変わりません。
仕様書の計算では静音や中なら月数百円程度。我が家はPX100の自動運転で(シャープのアプリに)目安は数百円と表示されています。
ただし、どのモデルも「強」で24時間×1か月使い続けるとしたら月2,000円程の計算になるので注意が必要ですが、事情がない限り強モードをずっと使い続けることは少ないのではないでしょうか。
▼KI-PX100の空気清浄1時間あたり電気代(電力料金目安単価27円/kWh(税込)計算、カッコ内は前面モニターランプ「切」時)
▼KI-SX100、KI-RX100の空気清浄1時間あたり電気代(電力料金目安単価31円/kWh(税込)計算、カッコ内は前面モニターランプ「切」時)
適用床面積の比較
空気清浄能力は、実際の部屋の広さより余裕を持ったものが負荷や電気代の面からもベターと言われています。
特にプラズマクラスターの適用床面積は、空気清浄適用床面積より狭くなっています。その辺も考慮して少し大きめの適用床面積のものを選んでも良いですね。
NEXTシリーズの適用床面積(新旧PX,RX,SX共通)
適用範囲 | 100モデル | 75モデル | 70モデル |
---|---|---|---|
プラズマクラスター適用床面積 | 約23畳(約38m²) | 約18畳(約30m²) | 約16畳(約26m²) |
空気清浄適用床面積 | ~46畳(76m²) | ~34畳(56m²) | ~31畳(51m²) |
加湿空気清浄適用床面積 | ~37畳(61m²) | ~27畳(45m²) | ~29畳(48m²) |
どの部屋に置くかでチョイスは変わるかもしれませんね
ランニングコスト
KI-PX100のランニングコストはこちらです。
NEXTシリーズはモデルによって消耗品の価格が多少違うだけでほぼ同じです。
KI-PX100の消耗品 | 交換の目安 | 型番・価格 |
---|---|---|
Ag+イオンカートリッジ | 約1年 約900リットルの使用で交換が必要 (1日2.5リットルの加湿空気清浄を行った場合、約1年で交換) | FZ-AG01K1 990円(税込) |
プラズマクラスターイオン発生ユニット(2個) | 約2年 必ず同時に2個交換が必要 | IZ-C100C2 6,820円(税込) |
使い捨て加湿プレフィルター (6枚入) | 約1ヶ月 加湿フィルターに貼って使用するフィルター | FZ-PF10MF 1,100円(税込) |
使い捨てプレフィルター (6枚入) | 約1ヶ月 後ろパネルの外側に貼って使用する不織布のフィルター | FZ-PF10K1 1,100円(税込) |
集じんフィルター(HEPAフィルター) | 約10年 | FZ-E100HF 7,700円(税込) |
脱臭フィルター | 約10年 | FZ-E100DF 8,250円(税込) |
加湿フィルター(2枚一組) | 約10年 | FZ-L75MF 4,290円(税込) |
COCORO エンジン(音声カスタマイズCOCORO VOICE)
「空気の汚れ見つけました きれいにするね」
COCORO エンジンは部屋の空気の状態などを音声で知らせます(音声は切ることも出来ます)
音声カスタマイズサービスのCOCORO VOICEでプリキュアなどの声優音声(有料)やECC英語など音声に変更が可能となります。
(COCORO HOMEアプリで無線LAN接続が必要。音声カスタマイズは100モデル、75モデルのVOICE対象機種のみ)
現在のカスタマイズ出来る音声はこちらです。
- ひろがるスカイ!プリキュア
- 五等分の花嫁
- アイドルマスターシンデレラガールズ
- 檜山沙耶さん(ウェザーニュース気象キャスター)
- ECC英語、中国語、関西弁
COCORO AIR(COCORO HOMEアプリ)
スマートフォンと空気清浄機を無線LAN接続すると、アプリを通してクラウドのAIにつながり運転状況や空気情報を蓄積して分析、便利サービスが利用できます。
例えばこんなことが出来ます
- 空気清浄機の遠隔操作(運転の停止やモード変更など)
- 消耗品の消耗状況表示
- 電気代の目安表示
- AIが屋外の空気情報に応じて運転を最適化
NEXT KI-PX100のレビュー
購入した加湿空気清浄機KI-PX100を簡単にご紹介します。
デザイン
KI-PX100のカラーはホワイトのみ、ほとんど丸みがない角ばったデザインです。
(我が家はブラウンの空気清浄機が欲しかったのですがブラウンは75・70モデルのみで100モデルにはありません)
サイズは高さ700mm 幅427mm 奥行345mmと結構大きめですが見慣れると気になりません。
背面吸引
3方向気流制御ルーバーによりイオンを効率よく届けながら背面全体でパワフルに吸引します。
本体は壁から3cm離せばOK!
最も効率的にホコリを取るためには、壁から本体背面まで約 30cm 離すのが良いそうです。
5つのセンサー搭載
センサーで検知した部屋の空気の汚れや温度、湿度を表示部やきれいモニターで表示します。
5つのセンサー
- 高感度ホコリセンサー(花粉などの大きな粒子に加え、0.5µmの微小な粒子まで検知)
- ハウスダスト( ホコリ・ダニのふん・死がい・カビの胞子・花粉)・タバコの煙・PM2.5 など
- ニオイセンサー(タバコや線香のニオイ・化粧品・アルコール・スプレー類など)
- 温度センサー・湿度センサー
- 照度センサー(部屋の明るさ)
空気清浄機の前を小走りに通ったり、ペットの小鳥がケージで羽ばたくと「ハウスダストの舞い上がりを検知しました」と音声で言われちゃいます。
PM2.5対応
PM2.5とは、2.5µm以下の微小粒子状物質の総称です。
0.1~2.5µmの粒子を99%キャッチします。
こんなものにもPM2.5は含まれます
- タバコや線香などの煙
- 調理時に発生する煙
- 自動車などの排気ガス
- 物を燃やした時に発生する煙
料理中に「PM2.5を検知しました」と言われたのは煙に含まれているからかぁ
センサー自動運転
- おまかせ
汚れに合わせて自動で気流を切り換える「おまかせ運転」は、センサーで検知した空気の汚れに合わせて、自動で気流を切り換えて効率的に浄化します - 効果実感
最初の10分間最大風量で吸じんに最適な運転をします。
飛沫粒子モード
最初の10分間は最大風量で運転
微小粒子など空気のよどみを素早くキレイにしたいときに使用します。
花粉、おやすみ、自動、静音、中、強
「花粉」ではホコリセンサー感度を上げて、花粉やホコリを素早く検知します。
自動、静音・中・強の風量調節などができます。
チャイルドロック
本体にチャイルドロック機能があります。子供やペットが誤って押したり電源を切ったりするのを防ぎ、空気清浄機の性能を維持したり、故障や事故を防ぐことができます。チャイルドロックをかけると、操作パネルからは運転モードや風量などの設定が変更されないため、快適な空気環境を保つことができます。
COCORO HOMEのアプリからは操作ができるようになっています。ただしチャイルドロックを解除するには、空気清浄機本体の操作パネルからしかできません。
加湿機能
水を含ませた加湿フィルターに風をあてて加湿する方式(気化式)です。
ヒーターを使わないため、電気代が安く、吹き出す風も熱くないので安心です。
温度変化に応じて湿度を45~65%にコントロールします。希望の湿度設定は出来ません。
湿度センサーで湿度が高くなると加湿量を抑えるので加湿しすぎないようになっています。
プラズマクラスター入切
センサー感度調整
NEXTシリーズプレミアムモデル(KI-PX100、KI-RX100、KI-SX100)はプラズマクラスターの入切が設定できます。
ホコリセンサーなどセンサー類の感度も調整できます。設定方法はこちらのシャープ公式ページへ
使用感は?
10年以上ぶりに空気清浄機を買い替えたためか、とても静かな空気清浄機だなという印象です。
個人的には風量を強くしても不快に感じる音ではなくかえって爽快に感じるほど。
ニオイに関しては不思議で、ネギの強いニオイには反応しなかったのに、煮魚の料理中には全力で反応したり、夫の整髪料に反応したり。
COCORO HOMEのアプリを介してクラウドAIサービスと繋がっているので、季節や温度に合わせてだんだん賢く学習していくのも楽しみで期待しています。
それとプレフィルターの自動掃除機能は便利で結構な頻度で掃除しています。それにかかる電気代目安は約0.008円(電力料金目安単価31円/kWh計算)なので自動掃除オフにも出来ますが、断然楽なほうがいいですね。
加湿機能は、単体の加湿器と違い細やかな加湿設定は出来ないのですが「清潔なうるおい加湿でのどやお肌を乾燥から守る」とのことで現時点でまだ使用していませんが、空気清浄+αが期待できそうです。
冒頭で言っていた旦那さんやぽぴやんの調子は良くなった?
「花粉」や「飛沫粒子」モードにすると鼻詰まりが結構解消したよ!私はマイルドな「自動」でもいいけど少し強い「花粉」モードが好きかも♪
まとめ
シャープの空気清浄機プラズマクラスターは、少し前の型落ちモデルがコスパ最強のお買い得になっています。
NEXTシリーズは最上位グレードでパワーがありながら静かで生活を邪魔しないスマートさがあります。
アプリを介してクラウドのAIサービスに繋がり、空気などを分析し空気清浄機をコントロールして最適化したり、生活パターンを学習してより快適に自動化できる高機能モデルです。
プラズマクラスターNEXT100シリーズの新旧モデルを比較すると機能は同じです。
発売が1年~1年8ヵ月古い型落ち(KI-PX100、KI-RX100)は最新(KI-SX100)よりも4万円~7万円ほど安く販売されています(現時点でのネット通販価格差)
プラズマクラスターを検討されている方は最新モデルとともに型落ちモデルも是非検討してみてはいかがでしょうか。
高い空気浄化力と大容量加湿機能を備えたプレミアムモデルはお勧めです。